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生活騒音の具体例

家庭で発生するいろいろな生活音の大きさ(dB:デシベル)を示しています。

このデータは、環境省の「生活騒音の現状と今後の課題」を参考に作成していますが、昭和58年のデータなので現状に則さないかもしれません。騒音全般に対する測定データはあっても、生活音のみを対象とするとなかなか参考になるデータがありません。

生活騒音の目安 で紹介しましたが、自治体により差異はあるにしても、住宅地であれば、昼間(午前6時から午後10時)は55デシベル以下、夜間(午後10時から翌午前6時)は45デシベル以下が、環境基本法における望ましい音量となります。

生活音は日常的な生活の中で必然的に生じるため、音の種類や時間、環境により感じ方は様々です。昼間は気にならない音でも、静になる早朝や夜間ではうるさく感じることも多々あります。また、自分にとって快適な音が隣人には不快であり、かわいいペットの鳴き声が隣人にはうるさい音に感じられることがあります。基準値以下だから何も問題がないといえないのが難しいところです。

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音の大きさ(デシベル)  
家庭用設備エアコン約41~59
 温風ヒーター約44~56
 換気扇約42~58
 風呂又は給排水音約57~75
家庭用機器洗濯機約64~72
 掃除機約60~76
 目覚まし時計約64~75
 電話のベル音約64~70
音響機器ピアノ約80~90
 エレクトーン約77~86
 ステレオ約70~86
 テレビ約57~72
その他犬の鳴き声約90~100
 子供のかけ足約50~66
 ふとんをたたく音約65~70
 車のアイドリング約63~75
 人の話し声(日常)約50~61
 人の話し声(大声)約88~99