スポンサーリンク
生活騒音に困ったとき、仕方なくイヤホンやヘッドホンで過ごす人も多いと思います。ただ、ほとんどのプレーヤーでは、曲間にちょっとした無音部分が生じてしまいます。どんなに好きな音楽を聞いて騒音を紛らわしていても、この曲間の無音部分でタイミング悪く「ドン!」と隣から騒音が聞こえるとひどく嫌な気分になります。
分かりやすくすると図のような感じになります。実際には突然始まる曲や突然終わる曲は少ないので、曲が始まると徐々に音が大きくなり、終わるときは徐々に音が小さくなるものが多いため、曲間では音の小さな部分が多くなります。曲によっては始まりと終わりに無音部分が多くあり、騒音が気になる時間が長くなります。これを少しでも改善する方法がクロスフェード再生です。
図のように、再生中の曲がフェードアウト(徐々に音が小さくなる)すると同時に、次の曲がフェードイン(徐々に音が大きくなる)します。この仕組で曲間の無音をなくします。
スポンサーリンク
iTunesにはクロスフェード再生機能があります。WindowsとMacともに設定方法は同じです。
環境設定を開き、「曲をクロスフェード」にチェックを入れます。下のスライダーで再生中の曲のフェードアウトと次の曲のフェードインに要する時間を変更します。ここの時間が長いほど曲同士の重なりが長くなり無音部分を減らすことができます。
これは、iTunesでの説明ですが、他のプレーヤーでもクロスフェードの設定があるかもしれません。また、曲間を0にする「ギャップレス再生」という方法もありますが、曲によっては最初と最後に無音部分が多めのものもあるので、クロスフェードの使用をおすすめします。
スポンサーリンク