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就学前の子供の声、騒音から除外 東京都が条例見直し案

東京都は23日までに、騒音防止を定めた環境確保条例の規制対象から、小学校就学前の子供の声を外す見直し案をまとめた。周辺住民の生活に支障を及ぼしているかを新たな基準にする。

子供の声に対する苦情がある一方、保育園では外遊びの時間を制限するケースが増えており、条例見直しで地域での話し合いを促し、問題解決を図る。

見直し案によると、保育園や幼稚園のほか、児童館などの施設や公園での子供の声を規制対象から外す。その上で、音の種類や頻度、防音対策、関係者同士による話し合いの内容から周辺住民への影響を判断し、必要があれば施設側に措置を取るよう勧告・命令できるとした。

条例は「何人も規制基準を超える騒音の発生をさせてはならない」とし、地域や時間ごとの音量の基準はあるが、子供の声は除外されていなかった。

日本経済新聞

個人的には子供の騒音に悩まされおり、子供だからと言って無条件に騒がしくしても良いというのはどうかなと思います。苦情に対応できない行政がさじを投げて、当事者同士に任せるような対応ともとれます。

今回の対象となる「保育園や幼稚園のほか、児童館などの施設や公園」は、特に近年では他に遊び場がないこと考えても規制から外すのもしかたがないかもしれません。それでも施設の近くにいる人はたまったものではありません。特に子供の大きな高い声がずっと続くとつらいものがあります。

ただ、歩いて1分の場所に公園があるのに、子供と一緒に家の前の道路で大声を出しながら遊んでいる親子を見かけると、公園が規制対象外となっても意味がないなとも思います。