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あまり一般的ではない耳せんを紹介しています。
ソフトシリコンでできた形を自由に成形できる粘土のような耳せんです。愛用している人が一定数おり、一度使うと他のタイプが使えなくなる人もいるようです。
フォームタイプ等の圧迫感が苦手な人や、耳が痛くなる人には装着感がよいため最適です。痛くなくても、睡眠時に違和感でよく寝られないと感じる人や、朝起きたら耳せんが外れいているという人も、ソフトシリコンタイプだと朝まで安定しているという感想を見ます。
デメリットとして、防音性能が仕様的にフォームタイプやフランジタイプに劣ります。密着するので防音性が向上しそうですが、そうではないようです。ただ、確実に装着できるというメリットにより、人によっては性能以上の防音性を感じるという意見もあります。個人差が大きく、使ってみないとわからないのが耳せんの難しいところです。
装着方法が分かりにくい場合は、YouTubeでダンディなおじ様がつけ方を教えてくれます。
使い方は軽く丸めて耳穴にあてるだけです。以下のような注意点があり、決して耳の中に強く入れてはいけません。
サイレンシア・ソフトシリコンとMack’s Pillow Soft Silicone Ear Plugs(ピローソフトシリコンイヤープラグ、以下Mack’s Pillow)の2つが売れ筋のようです。2つともソフトシリコンなのですが、取扱方法は異なります。
サイレンシアは、水の侵入に強く、水洗い可能なのでプールやマリンスポーツなどにも利用でき、繰り返し使用可能となっています。ただ、同じソフトシリコン製のMack’s®は公式サイトを確認すると、洗うのも耳の大きさに合わせてサイズを調整するのも禁止と説明されています。長持ちさせるためには、できるだけ清潔な手で取り扱うようにとあります。また、再利用の上限は5回となっています。
国内のMack’s Pillowの製品レビューを見ると、洗って再利用しているとか、耳の大きさに合わせてちぎって調整している、というコメントを見かけるので、あまり神経質になる必要はないのかもしれません。また、再利用は5回までとなっていますが、汚れを気にしなければそれ以上の使用にも耐えるようです。どちらにしても、粘着力が弱まり汚れが目立ってきたら交換時期です。
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防音性能については、サイレンシア・ソフトシリコンのNRRが25dB、Mack’s PillowのNRRが22dBです。フォームタイプの最大値NRR33dBと比較するとかなり落ちますが、つけ心地の良さとトレードオフと考えましょう。Mack’s Pillowについては以下の様な詳細な仕様があります。
フォームタイプとの差がどの程度かをグラフにして確認してみます。比較対象はMOLDEXのNRR33dBの製品です。あまり意味はありませんが、仕様表を眺めているよりは分かりやすくなると思います。比較してみると、ソフトシリコンタイプは低周波域(低音域)が苦手なようです。
周波数(Hz) | 125 | 250 | 500 | 1000 | 2000 | 3150 | 4000 | 6300 | 8000 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
平均遮音(dB) | 23.7 | 23.3 | 25.0 | 27.3 | 34.3 | 39.2 | 38.9 | 38.2 | 37.4 |
標準偏差(dB) | 4.0 | 3.6 | 2.8 | 2.7 | 4.0 | 4.3 | 4.2 | 4.5 | 4.5 |
Mack’s Pillow Soft Silicone Ear Plugs : NRR22dB
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